広島は16日、今季からの新本拠地マツダスタジアムで2度目の練習を非公開で行い、投手陣が初めてグラウンドをチェックした。主力投手はその広さを確かめ、被本塁打の減少を確信。最近3年間の通算被本塁打464本はリーグワースト。“一発禍”から脱却して優勝を引き寄せる。
◇ ◇
緑の芝生に立つと、誰もが“器”の大きさを実感した。他球団以上にリスクの多い流れを変える一発。あの恐怖におびえながらの投球とはもうおさらばだ。
新本拠地マツダスタジアムの両翼は左翼101メートル、右翼100メートル。広島市民球場より約10メートル広くなる。初めて足を踏み入れ、中堅から球場全体を見渡した前田健は「(広島)市民球場だと下位打線でも一発がある。(新球場は)思い切っていけるし、バリエーションも増えると思います」と強気の投球に磨きをかけることを誓った。
昨季チームワーストで、リーグ5位タイの19被本塁打だった大竹は「広ければ広い方がありがたい」。守護神の永川も「(本塁打は)減るだろうね。外野を走ってかなり広く感じた。気持ち的にもありがたい」と語るなど、練習後に広島市民球場に戻った投手陣は総じて満足そうだった。
防御率に直結する被本塁打数を減らすことは投手陣の課題の一つだ。最近3年間の通算被本塁打464本は、Aクラス常連の阪神と191本も差がある。昨季はチーム打率がリーグ1位の・271ながら、チーム防御率がリーグ5位の3・78。あと一歩のところでAクラス入りを逃す要因の一つとなった。被本塁打数の減少に鼻息が荒いのも当然と言える。
また、若手を成長させる場所としても最適な環境だ。先発ローテ候補の前田健、斉藤、篠田は20代前半。まだ胸を張れる実績がない投手は、思い切り良く投げた上で結果を残すことは何より自信になる。「一発を防がなきゃいけない場面で投球の幅が広がるところがあるはず」と小林投手コーチ。夢の器は、黄金時代に引けを取らない投手陣を生み出す可能性も秘めている
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緑の芝生に立つと、誰もが“器”の大きさを実感した。他球団以上にリスクの多い流れを変える一発。あの恐怖におびえながらの投球とはもうおさらばだ。
新本拠地マツダスタジアムの両翼は左翼101メートル、右翼100メートル。広島市民球場より約10メートル広くなる。初めて足を踏み入れ、中堅から球場全体を見渡した前田健は「(広島)市民球場だと下位打線でも一発がある。(新球場は)思い切っていけるし、バリエーションも増えると思います」と強気の投球に磨きをかけることを誓った。
昨季チームワーストで、リーグ5位タイの19被本塁打だった大竹は「広ければ広い方がありがたい」。守護神の永川も「(本塁打は)減るだろうね。外野を走ってかなり広く感じた。気持ち的にもありがたい」と語るなど、練習後に広島市民球場に戻った投手陣は総じて満足そうだった。
防御率に直結する被本塁打数を減らすことは投手陣の課題の一つだ。最近3年間の通算被本塁打464本は、Aクラス常連の阪神と191本も差がある。昨季はチーム打率がリーグ1位の・271ながら、チーム防御率がリーグ5位の3・78。あと一歩のところでAクラス入りを逃す要因の一つとなった。被本塁打数の減少に鼻息が荒いのも当然と言える。
また、若手を成長させる場所としても最適な環境だ。先発ローテ候補の前田健、斉藤、篠田は20代前半。まだ胸を張れる実績がない投手は、思い切り良く投げた上で結果を残すことは何より自信になる。「一発を防がなきゃいけない場面で投球の幅が広がるところがあるはず」と小林投手コーチ。夢の器は、黄金時代に引けを取らない投手陣を生み出す可能性も秘めている
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